他の犬に吠える
拾い食いと他の犬に吠えてしまうお悩みでトレーニングを開始した1歳のMixちゃん
しっかり筋肉を付けたい
このワンは膝蓋骨脱臼(パテラ)と診断されており、飼い主様はそれを気にして慎重に過ごしていますが、骨を支える筋肉をしっかりと付けることも大事なので、寄り道して止まってばかりよりもグングン距離を歩く散歩ができるよう、まずは拾い食いに対してはしっかりやめさせるよう対処することにしました。
普段は胴輪で散歩に出かけ「モノを見つけて反応してもマテが出来たらおやつをあげている」とのことでしたが、これでは「モノを見つければおやつがもらえる」と理解し、やたらモノを探して都度立ち止まり「はい!私我慢したよ!」とアピールされてばかりで、なかなか前に進むことができず、筋力アップのためのお散歩からは遠のいてしまいます。
最初は胴輪でトレーニング
今まで首輪を使ったことがない、とのことで1回目の外トレーニングでは今まで通り胴輪で散歩に行き、草や葉っぱへの反応にリード対処してみました。口にくわえてしまった時の対処法や口から出したものをどうするか?など、今後拾わない・咥えないためのポイントをお伝えして初日は終了。次回は他の犬に吠える対処をすることにしました。
他の犬に吠える
2回目のトレーニングは、他の犬に反応する対処がメインの予定でしたが、まだ拾い食いとお散歩の引っ張りが大変とのことで、初めて首輪を使ってみました。初めての首輪の為ちょっと緊張!のワンコ。
少し慣れたところで拾い食いの対処をおこない、その後犬に遇うべく公園へ行ってみました。
まずは普段吠えない仲良しのワンに出会いご挨拶。その最中にやってきました!
いつもお互いに吠えあってしまい、「一度もご挨拶したことがない」ワンコ。
相手が近づいてくるなり勢いよく前に飛び出そうとしたところでリード抑制。お次は相手がちょっと吠えてきましたが、こちらがそれに応えないと、すぐに相手も落ち着いてくれました。そう、お互いに吠えあってしまう子たちも、どちらかが応えなければ案外、最後は落ち着いてくるのです。このまましばらくお互い冷静にその場に居れば、相手が「嫌な奴じゃない」ことを学習し、吠える必要は無くなります。お相手のワンは、遊びたくてと言う雰囲気でしたが、こちらの生徒ワンはちょっとおっかなびっくりな様子だったので、少なからず警戒心はあったと思います。
とてもいいお相手ワンだったので、これなら何度か慣らせば、最初から吠えることも無く、仲良くしていけると思います。
ただ、犬への吠えは相手次第なところがあるため、いかにいいワンコたちと沢山会うことができるか?が重要です。吠える犬・激しい犬は最初はさけておいた方が無難ですが、そのような犬とは、仲良くせずとも反応しないよう、相手との距離に気を付けながら、徐々に教えていけるとよいですね。
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