他人に飛びつく犬
白柴ちゃん1歳
10日前に初回トレーニングにうかがった1歳の白柴ちゃん、本日はお散歩トレーニングです。
お散歩でのお悩みは、「リードをガンガン引っ張る」「拾い食い」「他人への飛び付き」とのことで、まずはリードの扱い方や、他人への基本的な対応などをお伝えしました。
他人に対する基本的な対応
犬にも人にもとってもフレンドリーな柴ちゃん。
このような子の場合、他人や他犬を見ても我慢する場面も増やさないと、他人他犬を見るたびに、毎回期待してしまいます。
「可愛いですね〜!」
などと声を掛けられると、たいていの飼い主様は立ち止まってしまうのですが・・・・
私は
「ありがとうございます!」
と、笑顔で応えながらも足を止めず歩き続け立ち去りましょう!と、お伝えしています。
せっかく褒めてくださっているので「笑顔で応える」のは大事だと思いますが、フレンドリーな子の場合、毎回足を止めてそれにお付き合いする必要はないかな?と・・・・
トレーニング中はよく声を掛けられます
私は、若い犬や珍しい犬種を連れていることが多いため、良く声をかけられますが、基本足を止めません。それに付き合っていては、トレーニングになりませんからね。
ただ、人との関わり方を教えたい子の時は、その方の声掛けにお付き合いして、練習の場とさせて頂いております。
そこは、その時その子の必要性に応じて、臨機応変に対応・・・・
我慢?それともコミュニケーション?
我慢を教えるべきかコミュニケーションを教えるべきかは、犬によって、また月齢によっても違います。
フレンドリーな子
フレンドリーな子は、言わばテレビに出ているアイドルのような気分で、他人を見れば「誰でも自分を知っている」「誰でも友好的に声を掛けてくれる」「握手(犬の場合は撫でること)を求めてくる」と勘違いしています。
前方からこちらへ向かってくる人が全てそうではないこと、また、親し気に笑顔で寄って来ても、全ての方とコミュニケーションが取れるわけではないことも教えておくべきだと思います。勘違いしてしまったプラス思考な子は、時に犬嫌いな方へさえもコミュニケーションを求めて飛びつこうとし、相手を驚かせてしまうケースも多く見られます。
仮に相手の方が驚いて転倒してしまえば、触れていなくとも罪に問われることもありますので、パピーのうちから我慢することも教えておきましょう。
他人が苦手な子
フレンドリーな子とは対照的に「他人が苦手な子」の場合は、パピーのうちから他人に慣らしておくことが必要です。
例えば、他人からオヤツをもらう機会を作っておくと、他人が手を出してもマイナスに捉えにくくなります。
また、苦手意識が強い子の場合は、ちょっと距離を置いて他人とすれ違ったり、立ち話したり・・・・距離をあけることで相手からのプレッシャーは緩和されますので、少しずつ苦手意識が和らぐよう慣らす機会を作ってあげると良いかと思います。
他人よりもうちの子本位で
「相手の方が声を掛けてきたから」「相手の方が触りたそうだから」・・・・と言う相手の気持ちよりも、今ウチの子に必要なことを考えて、対応していけるとよいですね。
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