犬の歯磨き やり方
犬の歯磨きについて
近頃は、普段から犬の歯磨きをしている飼い主様も増えてきました。
とても良い習慣ですね。
犬の歯磨きをしたいのですがうまくできません
ただ、やりたいけれど「どうやればよいかわからない」「犬が暴れてしまいうまくできない」と嘆く飼い主様の声を多く耳にします。
パピーの頃から習慣づけることはとても大切ですが、いきなり口の中にブラシを入れてゴシゴシしようと試みても、嫌がられてしまうのは当然です。
まずは服従姿勢などの安定姿勢を教える
いきなりお手入れ行為を始めようとせず、まずは体を持ち上げたり・抱きあげたり・体のあちこちを触るなどの行為に慣らし、その中で犬がより落ち着いてくれそうな安定姿勢を見つけ、徐々にまねごと程度からおこなっていきましょう。
おススメは、脚の間にあおむけに寝かせる「服従姿勢」です。
何度か練習していくうちに、徐々に落ち着いてリラックスできるようになってきます。
最初から丁寧にきれいにやろうとしないこと
最初からちゃんと歯磨きしようとはせず、まずは素手や布を巻いた指などで、ゆっくり歯を触る程度から慣らしていきます。
そしてはじめは、絶対に長時間やらないこと。
せっかくおとなしくしているのに、いつまでもダラダラ時間をかけておこなっていては、犬も飽きて暴れてしまいます。
暴れた時にやめてしまうと「暴れればやめてくれる」と学習し、ちょっとしたことでも暴れて逃げようとする癖が付いてしまいます。
このような犬は、獣医さんやトリミングなどでも同様の反応を出す場合があります。
どこへ連れて行っても、「いい子ですね」「とてもおとなしくてやりやすかったです」と可愛がり褒めてもらえるよう、幼少期から少しずつ、家でも様々なお手入れ行為や服従姿勢に慣らしておくことをオススメします。
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