ゴハンのマテは不要
ゴハンのマテはできるのですが
「ゴハンのマテはできるのですが、それ以外でマテができません。」
多くの飼い主様から聞かれるお悩みです。
マテと言われ待っているのだから・・・・
・コマンドはすでに理解している
・なのにゴハン以外ではやってくれない
・やっぱりご褒美がないとダメなのかな?
こんな風に思われている飼い主様が多いかと思います。
一般的なゴハンのマテ
通常、ゴハンのマテと言うと、
「食器を置いても勝手に食べない」
「数秒待たせる」
「ヨシ!で食べる」
こんな流れが一般的かと思います。
一般的なゴハンのマテは不要
ですが、食器を置いた後に何秒も、まして何十秒も待たせる必要はありません。
ゴハンのマテは、数秒できるようになったならそれ以上何十秒も待たせることは容易ですが、たとえそれが出来ても、他の場面でのマテにはなかなか繋がりません。それどころか、マテを長くおこなったことでフードへの執着があがり、フードアグレッシブ(食器を守って唸る・噛み付く)になりかねませんので、やらないようお勧めしています。
食器を安全に置くためにマテを教える
と言っても、ゴハンのマテが一切不要!と言うことではありません。
私がおススメする「ごはんのマテ」は、食器を安全に床に置くまでの間待たせる、と言うものです。
食器を見て興奮したワンコが、食器に飛びつきフードをばらまいてしまうケースはよく聞く話ですので、床に置いてから一呼吸おく程度までの時間は待たせるようにしておきましょう。
また、少し待てるようになってきたら徐々に、アイコンタクトを取った時にOKの合図を言うようにしていくと、なお理想ですね。
オヤツのマテも同様
「食器を安全に床に置くまで待たせる」
これを、オヤツをあげる場面に置き換えてみましょう。
一般的にオヤツをあげる場合
通常オヤツをあげる場合、オスワリなどのコマンドを言い、座ったらオヤツを食べさせるかと思いますが・・・・
座ったことを確認し、オヤツをあげようと手を伸ばし始めた時に、立ち上がって首を伸ばしたり、場合によっては飛び上がり、差し出し途中の手にかぶりついて来るコを非常に多く見かけます。
この動作は、食器を床に置こうとしたらその食器に飛びついてしまうor手に持った状態の食器から勝手に食べ始めてしまう。のと同じ反応になりますので、このような反応はさせないようお伝えしています。
オヤツのマテはなぜ曖昧になるのか?
ゴハンのマテは必要以上にちゃんとさせている飼い主様でも、オヤツになるとこのように曖昧になっているケースが多いのですが、その要因は、飼い主様が今一番させたい動作・目的が違う。ことにあります。
ゴハンのマテをさせる時には、勝手にゴハンを食べないように、OKの合図が出るまで待つことが目的です。
それに対しコマンドのご褒美としてオヤツをあげる場合には、コマンドの実行が飼い主様の目的です。
そのため、
「ちゃんとできたら一秒でも早くご褒美をあげて、そのコマンドができたことを褒めてあげたい!その時、先に立ち上がってしまうことはちょっと気になっているけれど、オヤツ欲しいから仕方がないのかな?」
と、こんな感覚の飼い主様がほとんどのようです。
あらかじめオヤツのあげ方を練習しておく
ですが私は、コマンド実行時にオヤツを使いたいのであれば、先に、オヤツのあげ方をマスターするようお伝えしています。
差し出した手に飛びつかず、目の前にオヤツが来るまでその姿勢のまま待てるようになってから、コマンド実行時にも使っていくようお伝えしています。
場面ごとのマテの意義を考える
皆がそうさせているから
その方がお行儀がいいから?
などと、何となく当たり前のようにゴハンのマテを教えている飼い主様が多いですが、なぜそのマテが必要なのか?その場面ごとの意味・目的がありますので、その目的に合った形で、マテやその他のコマンドを使っていきましょう。
決して、コマンドの実行が単なる芸にならないように・・・・それだけはご注意くださいね。
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