DOG SCHOOL リーディング

トレーニングとオヤツについて〈後編①〉

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トレーニングにオヤツを使いたい飼い主様へ

 

「オヤツは最良のパフォーマンスを引き出す最大のモチベーションですが、使うならちゃんとしたルールをつくり、良い効果を生み出していただきたい。そのためにまずは、オヤツを食べる練習だけをおこなってください」

 

と、お伝えしていますが・・・・

 

オヤツの食べ方を教える?

 

「オヤツを食べる練習?何それ?」と思われた方も多いかもしれませんね。

オヤツを食べる練習とは、例えば人間の子供で言うと・・・・

 

ルール無視の行動例

 

ママがオヤツを準備する間、キッチンで「ね~早くぅ~!」などと駄々をこねママの脚にまとわりつき、切ったケーキの端っこをその場で手を伸ばして欲しがったり。「座って食べようね」と言われたにも関わらず、キッチンで渡されたオヤツを歩きながら食べ始めたりする。

 

のではなく、

 

ルールありの行動例

 

ママが準備中テーブルの前のイスに座り、オヤツが目の前のテーブル上に置かれるまで待つ。とか、キッチンで渡されたオヤツ皿を自分で運んでテーブル上に置き、イスに座って「いただきます」と言ってから食べ出す。

 

と、こんなイメージです。子供でもできることですから、ワンコだってできるはず!ですよね?

 

ゴハンのマテはできるのにオヤツのマテはできない

 

ところが実際には、ゴハンのマテはやっているけどオヤツのマテやルールがないお宅がかなり多いのが現状です。

 

その理由は・・・・?

 

①ゴハンを食べる場面

 

ゴハンのタイミングで「マテ」を言う時、飼い主様の最大の目的はマテと言われたら勝手に食べないOKの合図が出るまで待つ、を教えることです。

となれば、少しのフライング動作でもちゃんと管理して、「しっかり待たないと食べられない」ことを教えていくかと思います。

食べる前のルール=OKが出るまで勝手に食べてはいけない、が理解できれば、その後はしっかり飼い主様の合図を待つようになり、その時間が数秒➔数十秒➔1分・・・・となっても、あっという間に待てるようになるコが殆どです。

 

②ただ単にオヤツをあげる場面

 

コマンドの実行時以外の、特に何もしていない場面でオヤツをあげる飼い主様は少数派ですが、そんな中でも多いのが食後の歯磨きガム。この時も食事の時同様、目の前に差し出しても勝手に食べないようマテを言い、一呼吸おいてOKの合図であげているパターンが一般的ですので、しっかり待てるコが多いようです。

 

③コマンドの実行時(トレーニング)にオヤツを使う場面

 

それに対し、トレーニングでオヤツを使う場面を見ていると、歯磨きガムではガムが目の前に来るまで待てるコであっても、「オスワリ」を言い、オヤツを出そうとポケットに手を入れると立ち上がってしまい、動作が瞬間芸になっているコを多く見かけます。

 

①②ではできるコなのにトレーニング中はできないその理由は、飼い主様が今一番させたい動作・目的が違う。ことにあります。

 

①②は食べ物を目の前にしてもちゃんと待つことが目的。それに対し、

③は、伝えたコマンドの動作をスムーズに実行することが飼い主様の目的です。

 

「ちゃんとできたら一秒でも早くご褒美をあげる」

 

それはとても重要なことであり、トレーニングでは様々な場面でこのようにタイミングを重視します。

 

だからこそ、いきなり③のようなトレーニングでオヤツを使うのではなく、②のような場面を歯磨きガム以外にもたくさん作り、サッと目の前に出されたオヤツにいきなりかぶりつかないような練習、ポケットに手を入れても動かない練習を、様々な種類のオヤツ&ちょっとした場面で繰り返し行っておきましょう。

 

最初のうちは、姿勢・体勢は気にせずに、ただ動かない・跳ばない・勝手に手にかぶりつかない、ここだけをしっかりチェックするのがおススメ。

「お座りの姿勢をキープしながら・・・・」なんて考えていたら、何度もスワレ、スワレを言い続けることになってしまいます。今は、ただ動かなければいい、それだけを守らせる

そして徐々に理解できるようになってきたら、姿勢も気にしていく・・・・

 

このようにして、まずは「勝手に食べない、動かない」ベーストレーニングをしっかりマスターした上で、トレーニングに使いたい場合には取り入れていきましょう。

 

続きは後編②へ>>

↓ 子犬に関する情報をまとめたページ ↓

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