犬のあまがみ〈後編〉
遊びながらルールを教える
子犬が十分おもちゃに興味を持つようになってきたら、ただ闇雲に遊ばせ続けるのではなく、遊びながらルールを教えていきます。
遊びながら「ダセ」を教える
子犬がおもちゃをくわえている時にそのおもちゃを引っ張るとグイグイ引っ張ると、「出したくない!」と言う気持ちが強まりそれに対する執着が上がります。しっかり執着させることでいつものオモチャを飽きずに楽しむことができますので、まずは十分!その気持ちを引き出してあげましょう!
あえて執着させたうえで「ダセを教える」と、どんなものでもダセができるようになり、様々な場面でも役立つこと間違いなしです!
≪「ダセ」を言う時は絶対に引っ張らない ≫
多くの飼い主様は、「ダセ」と言いながらおもちゃを引っ張りますが、これでは前述の「出したくない」と言う気持ちをあおったままなので、出さないのが普通です。ただ単に引っこ抜いてる?だけ。
≪「ダセ」の基本≫
出せの基本は、「マテ」を言いながらゆっくりおもちゃを触り、ゆっくり顔を近づけながら「ダーセ」と声を掛けます。体が下がるとおもちゃを引っ張ってしまうため、体を下げるタイプのコでは「壁際でおこなう」「首輪やハーネスを付けて動きを止める」などの工夫が必要ですが、どんな状況でも絶対におもちゃを引っ張らないようにしましょう。
なかなか出さないコの場合は、よりしっかり顔を近づけ、大きな口を開けて見せてください。(おもちゃを放した瞬間、顔に飛びつき甘噛みするコもいますので要注意!)
そして、「ダセ」の言葉でおもちゃを口から放したら、その瞬間!またすぐにポンと投げて遊びを再開してあげてください。ここがとても重要です!「出してもまたすぐに遊んでもらえる」とわかれば、徐々にスムーズに出すことができるようになります。
遊びながら「マテ」を教える
「ダセ」がスムーズにできるようになったら、今度はすぐにおもちゃを投げずに手のひらを見せて「マテ」と言います。手のひらをみて一瞬でも動きが止まったら、またすぐに遊び再開です。何度か繰り返しながら、マテの時間を徐々に長くしていきましょう!まずは3~5秒ほど待てれば十分です。
甘噛みした時に「マテ」を言ってみましょう
「マテ」や「ダセ」が十分できるようになったら、甘噛みした時にも「マテ」や「ダセ」を言ってみましょう。ほとんどのコは、いったん口を放すはずです。
そして、一度口を放した後、再度噛もうとした瞬間!ここは強めの口調で「マテ!」をしっかり言います。ケージ扉でのマテのイメージです。ここでの「マテ」がうまくいかない方は、ケージ扉でのマテや、オモチャ遊び中のマテがちゃんとできているか?確認してみて下さいね。
また、2度3度やめさせても何度でも甘噛みを繰り返す時には、遊びたくてたまらないタイミング➔つまり発散不足です。
ただ、ここで遊んでしまうと甘噛みの要求に飼い主様が対応したことになってしまうため、一旦ケージに戻して落ち着かせましょう。
少しタイミングをずらしたら、「しっかり遊ぶ」時間を作ると良いですね。
「あまがみしたら遊んでくれた」とならないために
「あまがみ」は遊んで欲しいサインです。
とは言え、あまがみしたからとそのまま遊んでしまっては、「遊ぼうよ~!」と要求代わりにやたらとあまがみしてくるコになりかねません。
遊ぶタイミングは、飼い主様が決めるのが基本です。要求に即座に応じるようなタイミングで遊ぶことは絶対に避けましょう。
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