DOG SCHOOL リーディング

あおむけ姿勢の練習〈前編〉

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仰向け姿勢とは

 

当方がおこなっているパピートレーニングの鉄板メニューである仰向け姿勢は、飼い主様が脚を伸ばした状態で座り、その脚の間にワンコを挟み込むように寝かせるスタイルが基本です。

 

 

パピートレーニングに伺った初日にほぼ必ずお伝えしているのですが、飼い主様からは時々、「なぜこんなことをやるのか?」これをやる意味について聞かれることがあります。

 

なぜこれが必要?何のためにやるの?

 

ワンコの中にはこの体勢にパニックを起こし、暴れてしまうコもいます。中には失禁してしまった例もあります。

そんなに嫌がっているのに、なぜこれをやるのでしょうか?

 

飼い主様は何かをしようとした時(例えば、ブラッシング・目ヤニ取りなど)に、ワンコが嫌がったり暴れてしまうと、時にやめてしまうことがあります。あるいは逆に、暴れまくっているのを無理矢理押さえつけてどうにか作業されている方もいらっしゃいますが・・・・

 

このどちらの対応をするにしても、「犬がそれを嫌なこととして捉えている」と言うことになりますよね?

 

飼い主は嫌なことをしているわけではない!

 

このように嫌がる・怖がるワンコの飼い主様は「嫌だよね~、ゴメンね~、すぐ終わるからね」などと思ってはいませんか?

 

でも、本当にそれは嫌なことなのでしょうか?

 

飼い主様ご自身も幼少期、嫌なことがあったけど何度かやっていくうちにいつの間にか慣れたこと、苦手意識が無くなった克服できた経験がいくつかあるのではないでしょうか?

 

同じように、ワンコにも「それそんなに嫌なことじゃないよ」を教えられたら・・・・ワンコも飼い主様ご自身もお互い楽になれるはずです。

 

 

「仰向け姿勢」ははじめの一歩

 

嫌がる・怖がるワンコたちに、「それ思ったほど嫌なことじゃないかも?」を教えるはじめの一歩が「仰向け姿勢」です。

 

ワンコにとって仰向けになる瞬間は、子供の「初めての足がつかない深さのプール体験」のような心理ではないか?と想像しています。

 

子供が水に慣れていく時をイメージしてみましょう

 

子供が大人に抱きかかえられて水に入り、足がつかないとわかった時、一瞬パニックになりますが、バタバタ暴れるとおぼれてしまうものの・・・・

 

①少し大人にサポートしてもらい体を落ち着かせると、プカプカ浮かんでいられることに気づき、落ち着きを取り戻します。そしてそのうちそれが心地よくなったり、楽しくなったり・・・・

②でも次のステージで、今度は水中に潜る練習しましょう。となると、また怖くてしばらくできない・・・・

③さらにその次のステージでは、今度は水中で目を開けてみましょう!

 

と、こんな感じで少しずつ段階を踏んでいけば、最初は水に触る事さえままならなかった子でも、自ら飛び込んでいくほどに上達・慣れていきます。

 

いきなり水に突き落としているようなもの

 

それに対し、飼い主様がやろうとしているお手入れ作業は、①をやらずにいきなり②や③をやろうとしているのと同じことです。

これは、いきなり水に突き落とすような行為となり、それをされた子が水嫌いになるのは容易に想像つくかと思います。

 

徐々に慣らしてあげましょう

 

そうとわかったら、ちゃんと①から徐々に慣らしてあげよう!そう思って取り組む意識を持っていただけたなら幸いです。

 

是非、「それ、思っているほど嫌なことじゃないよ」「私は嫌なことしてるわけじゃないよ」と教えるために、どんな状態でも落ち着いていられるマインドを育ててあげましょう!

 

一旦落ち着くことで、状況判断する余裕ができ様々な作業も受け入れることができるようになっていきますよ。

 

続きは後編へ>>

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