ケージ扉でマテを教える
ケージの扉が開いても飛び出さない
あなたの愛犬は、ケージ扉や部屋の扉、また玄関を開けた時などに、ちゃんとマテができますか?
身体をおさえたり、リードをピンと張った状態で出られないようにはしていても、その手やリードを緩めたらすぐ動いてしまう・・・・のであれば、それはワンコの意思で待っていることにはなりませんよね。
まだ子犬だから無理でしょう?
そう思われる方が殆どですが、実はそんなことはありません。
例えばお手・お座り・伏せなど、あれこれコマンドで動作を教える場合には、少しずつその言葉の意味と動きを教えていく必要がありますが、マテはただ止まっているだけ、なにか新たにアクションしなければいけないわけではないので、実は容易に教えることができます。
最初はケージ扉がベスト
玄関扉や部屋の扉ではなく、最初はケージの扉で教えるのが絶対におススメ!
なぜなら、玄関や部屋の扉など人と並んだ状態で待たせる時よりも、ケージのように対面状態で教える方が容易ですし、また格子状の扉であればワンコの様子・動きなどを常時チェックでき、開け閉めに風圧がかからずスムーズな開閉ができる。さらに、一日に何度も出入りする場所なので、都度やりやすい。などなど・・・・教えやすい理由がたくさんあります。
「フルオープンでも出ない」が目標
「ケージ扉を全開にしても出てこない!」この状態を目指します。
ケージ扉は、サークルでもケージでもバリケンタイプでも、金属orプラスチック製の格子状であればOKです。
ハンドシグナルも忘れずに
「マテ」とコマンドを言いながら、ワンコの顔の高さに手のひらを出します。扉下の隙間から出ようと顔を下げるコもいますが、顔の高さが変わるときは都度、目の前に手を動かします。

手のひらは、「合図なしにこの手を鼻先が越えてはいけない」ことを教えるための目印になりますので、コマンドだけでなく手のひらも見せ、ハンドシグナルでよりしっかりと教えていきましょう。
扉をほんの少しだけ開ける
①扉を持ち、鼻先の幅程度ほんの少しだけ扉を開けます。開いた隙間から出ようと鼻を出しかけた瞬間に、サッと扉を閉めます。この動きがスピーディーであればあるほど、早く覚えます。
②扉の動きに驚きワンコが少し下がったら、再度マテを言いながらほんの少しだけ扉を開きます。何度かこれを繰り返すと、少し扉を開けてもすぐには出ようとしなくなりますので、その幅で出なくなったら、

③もう少し扉の幅を広げます。幅が広がったことにより、また出てこようと鼻を出してきますので、再度サッと閉めて下さい。この動きを繰り返しながら、徐々に開ける幅を広げていくと、

④いつの間にか通れる幅であっても待てるようになってくれます。通常ここまで、ほんの数分です。なかなかうまくいかず時間がかかってしまう場合、
⑤その原因のほとんどは、扉を閉めるスピードが遅い、うっかり失敗して飛び出してきてしまった。飛び出そうとしたのを、身体を押さえて阻止した。などの対応をしているケースが殆どです。
またこの練習の際、ケージと扉の境目に前脚を掛けるタイプのコは、閉める際に脚を挟む可能性があるため要注意です。
オヤツをあげる場合
この時、待っていることを褒めたい!オヤツをあげたい!場合には、閉めた扉の格子から、あるいはケージの横や天井の格子などからオヤツを投げ入れて下さい。扉を開けてオヤツをあげようとすると出てきてしまうコをたくさん見かけます。
扉を開けてオヤツをあげたい場合には、あらかじめオヤツをあげるだけの練習をマスターしておきましょう。
どんなタイプの扉でもできます
横にスライドする「引き戸」タイプでも、
手前に開く「開き戸」タイプでも、
どちらでも基本は同じです。近頃は引き戸タイプが増えましたが、本来は開き戸タイプの方が覚えが早い傾向があります。
最後は楽しげに呼ぶ
しっかり待てたら、一呼吸おいて呼びます。この時はにこやかに楽しげな表情で呼んであげましょう。
もしも出てこなかったら、少し下がって床をトントンしながら再度呼んでみて下さいね。

このように、守らなければいけないルールがある。
でも、そのルールさえ守れば最後はちゃんと出してくれる&沢山褒めて遊んでくれる・・・・少しでも早くこんな風に理解してくれるよう、動作はきびきびと対応していきましょう。
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