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犬の甘噛みのしつけ

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犬のしつけ三大お悩み

 

初回のパピートレーニングへ伺うと、多くのお宅で共通しているお悩みがあります。

 

それは・・・・「あまがみ」・「トイレ」・「ほえる」

 

半数以上のお宅では、上記中2つ以上が該当しトレーニングを検討されています。

 

子犬はなぜ甘噛みをするのか?

 

このような質問をすると、半数以上の飼い主様は「わからない」または「歯が痒いから?」とおっしゃいます。

 

家庭に迎え入れたばかりの幼い子犬たちは、本来ならまだ親兄弟と共に過ごしている時期で、そのほとんどの時間を「遊ぶ」「寝る」「食べる」のいずれかで過ごしています。

 

ケージに入れてばかりでは可哀そうだからと部屋に出しても、相手をせずにいれば、子犬は遊んでもらえると期待し飼い主様や動くものにちょっかいを出してきます。これが、飼い主様が困る行動「甘噛み」の典型的なパターンです。

 

甘噛みをやめさせる前に満たす努力を

 

飼い主様の望みは「甘噛みをやめさせること」ですが、本来兄弟同士で活発に遊んでいるはずの時間が不足して起こっているこの行為をただ「やめさせる」だけでは、問題は解決されません。子犬の望むまま十分な時間相手をしてあげられなくとも、しっかり遊ぶ時間とちゃんと休む時間を明確にし、メリハリをつけることで適度な遊びの時間でも満足できるようになります。

 

まずはこのような遊びの時間をしっかり作った上で対策を考えていきましょう。

 

遊び方

 

「子犬と遊ぶ」と言っても、思うように遊んでくれずなかなか満足度を上げられない飼い主様も多いようです。

 

子犬たちは、兄弟同士で取っ組み合いのプロレスごっこをしたり、追いかけっこしたり、獲物やおもちゃを取り合って引っ張りっこなどして遊んでいます。

また、基本的には動くものに興味を持つ傾向がありながらも、動きが止まるとすぐに飽きてしまうコも多いため、ボール投げのような遊びではなかなかうまくいかないパターンが多いようですが、おもちゃなどに紐を付けて動かし続けると、子犬の興味はグンと上がります。

 

猫じゃらしのように、紐を付けたおもちゃでより興味を引き付けてあげましょう。(猫用おもちゃでは強度が足りないため、自作するのがおススメです)

 

遊びながらルールを教える

 

子犬が十分おもちゃに興味を持つようになってきたら、ただ闇雲に遊ばせ続けるのではなく、遊びながらルールを教えていきます。

 

遊びながらダセを教える

 

子犬がおもちゃをくわえている時にそのおもちゃを引っ張ると、「出したくない」と言う気持ちが強まりそれに対する執着が上がります。しっかり執着させることで飽きずに楽しむことができますので、十分その気持ちを引き出してあげましょう!

 

あえて執着させたうえで「ダセを教える」と、どんなものでもダセができるようになり、様々な場面でも役立つこと間違いなしです!

 

「ダセ」を言う時には絶対に引っ張らない

 

多くの飼い主様は、「ダセ」と言いながらおもちゃを引っ張りますが、これでは「出したくない」と言う気持ちをあおったままなので、出さないのが普通です。

 

「ダセ」の基本は、「マテ」を言いながらゆっくりおもちゃを触り、ゆっくり顔を近づけながら「ダーセ」と声を掛けます。体が下がるとおもちゃを引っ張ってしまうため、下がるタイプのコの場合は、壁際でおこなう、首輪やハーネスを付けて子犬の動きを止める、などの工夫が必要ですが、どんな状況でも絶対におもちゃを引っ張らないようにしましょう。

なかなか出さないコの場合は、よりしっかり顔を近づけ、大きな口を開けて見せてください。

 

そして、「ダセ」の言葉でおもちゃを口から放したら、またすぐにポンと投げて遊びを再開してあげてください。ここがとても重要です!「出してもまたすぐに遊んでもらえる」とわかれば、徐々にスムーズに出すことができるようになります。

 

遊びながら「マテ」を教える

 

「ダセ」がスムーズにできるようになったら、今度はすぐにおもちゃを投げずに手のひらを見せて「マテ」と言います。手のひらをみて一瞬でも動きが止まったら、またすぐに遊び再開です。何度か繰り返しながら、マテの時間を徐々に長くしていきましょう!3~5秒ほど待てれば十分です。

 

甘噛みした時に「マテ」を言ってみましょう

 

「マテ」や「ダセ」が十分できるようになったら、甘噛みした時にも「マテ」や「ダセ」を言ってみましょう。ほとんどのコは、いったん口を離すはずです。ただし、2度3度やめさせても繰り返す時には、遊びたくてたまらないタイミングだと理解し、一度ケージに戻して落ち着かせましょう。

 

少しタイミングをずらしたら、遊ぶ時間を作ると良いですね。

 

「あまがみしたら遊んでくれた」とならないために

 

「あまがみ」は遊んで欲しいサインです。

 

とは言え、あまがみしたからとそのまま遊んでしまっては、「遊ぼうよ~!」と要求代わりにやたらとあまがみしてくるコになりかねません。

遊ぶタイミングは、飼い主様が決めるのが基本です。要求に即座に応じるようなタイミングで遊ぶことは絶対に避けましょう。

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