育犬と育児の両立
生後3ヶ月ポメラニアン
保育園に通うお子様のいるお宅に、小型犬パピーがやってきておよそ1ヶ月。
仕事やお子様の世話もある中あまり仔犬に時間を割く事が出来ず、結果トイレを覚えていない仔犬をケージに入れておく時間が長くなり、罪悪感を覚え悩んでいらっしゃる様子の飼い主様。
トイレトレーニングの基本
トイレをしっかり覚えるまでは、目を離さない、行動範囲を広くし過ぎないことが鉄則なので、ケージ使用時間が長くなるのは仕方ありませんが、屋上には遊べるスペースがあるようなので、洗濯物や花の水やりなどの作業ついでに、あまりトイレを気にせずに広いスペースで遊ぶ時間を作ってあげられるとよいですね。
また、室内は絨毯が敷き詰められスペースも広く、このままフリーにすればどうしてもトイレの失敗は増えてしまう環境のため、ケージの周囲に、フェンスで囲った2畳ほどの遊びスペースを作る@庭付き一戸建て(ケージ→家&フェンスエリア→庭)にすることをご提案しました。遊びスペースにはビニールクロスやブルーシートなどの防水シートを敷いて、その上にトイレスペースを広く作れば、徐々にトイレの位置も定まってくることでしょう。
行動パターンを観察して「コマンドトイレトレーニング」を
お手入れ行為や服従ポーズの後に犬じゃらしでお遊び時間を設け、その後ケージに入れると間もなくトイレをしてくれる子が非常に多く、ポメちゃんにもその行動パターンが見られたので、そのタイミングに「ちっち、トイレ」などの声掛けをし、コマンドで排泄できるようトレーニングしていただくこともおススメしました。
日中は仕事をしながら、朝夕はお子様の面倒を見ながらで、日々忙しい日常を送っている飼い主様ですので、目を掛けられない時にはケージ利用&時々お庭(フェンスで囲ったスペースのこと)へ解放し、頑張って屋上ドッグランや犬じゃらし遊びなどのお時間を作っていただければ、犬のストレスも、ご自身の罪悪感も軽減することと思います。
ワクチンも終わりお散歩も開始していますので、まずはトイレをちゃんと覚えてくれるまでは(失敗ゼロ1ヶ月継続を目安に)、無理せずうまくケージやサークルエリアも使っていきましょう!
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