DOG SCHOOL リーディング

犬の拾い食い

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友人がスピッツを飼いました

 

先月から、大学時代の友人がスピッツを飼い始めました。

友人は今「幼児教室の先生」をしている人気講師@子育てのプロなのですが・・・・

 

迎え入れる前から気にあることが色々あり、都度ラインメッセージが届いています。

先日は「室内で歯磨きシートを食べてしまった!」とメッセージがありました。

初めての子育て同様、不安なこと、心配なことは尽きませんね。

 

普段たくさんの子育て中ママから相談を受けている人気講師の彼女。我が子が小さい頃も彼女の話がとても参考になりました。

子育てはプロでも犬は初めて、こんな時頼りになるのは、やはりその道の専門家@私です。ここはしっかり私が彼女の悩みをサポートしてあげなくては!今度は私が彼女にお返しする番です。

 

お散歩デビュー

 

ワクチンが終了し、いよいよお散歩デビューとなったスピッツくん。

ところがこの日、全然歩いてくれなかったようです。

 

歩かせる方法はあるのですが、まあ1週間程度は様子見で構わないでしょう。まずは十分に周辺散策させて環境に慣らし、納得させてあげることが大切です。

 

拾い食いしてしまう

 

お散歩解禁後、数日は犬任せのペースで構わないのですが、幾つかのルールはあります。

 

① 元気に歩ける場合、リードに体重をかけるほど引っ張らせないこと

② 右に左に自由に歩き回らせず、なんとなく左側(右でも構いません)ワンサイドにいるようやんわりとリードでコントロールする

③ 臭い嗅ぎしても構わないが、拾い食いはさせないように注意

 

このスピッツくん、室内でも時々物を口に入れてしまう事があるようですが、外でも歩けずとも下を向いて物を口に入れてしまうようで、お困りの様子。う~ん、まだリードに慣れていないようなのであまり刺激を与えたくはありません。

散歩解禁間もない頃は、出来るだけ物が少ないアスファルトの上まで抱っこで連れて行き、そこでお散歩に慣らすのが無難です。

 

パピーの拾い食いは普通のこと

 

パピーの頃は拾い食いはごく普通のことです。

人間の赤ちゃんがハイハイを始めた頃から何でも口に入れてしまうのと全く同じですね。ただ、地面に落ちているものは自然のモノだけではなく、人工物なども多く時に危険な物質もありますから、もちろん拾い食いを止めさせることは必須です。

 

十分お散歩に慣れてきたら、瞬間的にリード対処して、特にタバコやプラスチック類などには厳しく教えましょう。最初にしっかり対処すれば、犬はそれらを見向きもしなくなります。

単にモノが落ちているから拾うだけなので、それが欲しいわけではありません。拾おうとしたときの最初の対応が肝心なのです。

 

モノを口に入れてしまったら

 

絶対に叱らないでください。

叱りながら慌てて「出しなさい!」と口に手を近づけると、取られまいとして飲み込んでしまうケースを多数耳にしています。

 

一度口にくわえてしまったら、それはもう犬の勝利!

そこで後から騒ぎ立てても負け犬の遠吠えです。

くわえてしまった時にはあわてず騒がず、ゆっくり背中や頭を撫でながら座り、口元に手を掛けたらゆっくり顔を近づけてダセと言いましょう。

この時、くわえたモノを引っ張ってはいけません。小さなモノの場合は、ゆっくり口を開けて出せと言いながらモノをかき出しましょう。

 

大事なのは拾わせないこと

 

口にくわえてから叱る方が多いのですが、残念ながら何度くわえた時に叱って口から出していても、次に拾うことを止めさせることには繋がりません。

飼い主様が求めているのは、「口からモノを出すこと」ではなく「拾わなくなること」です。

 

ですから必要なのは、拾おうとした瞬間に対処すること、です。

是非、ここを意識して対応してみてください。

 

リモート対応でどこまでできるか?

 

友人は千葉県在住の為、コロナで危険なこの時期遊びに行くわけにもいきません。せっかく久しぶりに会いに行ったら、色々おしゃべりしたり、お食事もしたくなってしまいますからね。

 

彼女には、メッセージ対応と電話などだけで、どこまでアドバイスできるか試してみようと思います。これでうまくいけば、リモート対応の参考にしようかな。とも思っています。

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